釣道の頂を目指して

巨大魚に心を奪われたアングラーの心の掃き溜め。文多め、釣果少なめ。臆病で小心者の釣り人が描くサクセスストーリー(予定)。

とりあえず学生編完

いろいろな感情があって書きづらいけれど、酔った勢いで書きます。

このブログのテーマからして、釣れない時は書くことがいっぱいあるけれど、釣れた時は書くことがあまりない。

 

 

ようやくまたGT釣れました。

卒業前、ラストGT遠征で。

 

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サイズは計測できませんでした。

間違いなく自己記録ではあるけれど、メジャーを忘れたことと、自分の中でいろいろ考えるところがあって測ることができませんでした。

なので、この魚は魚には申し訳ないけれど記録にはならないし、自分でサイズを言うことも多分ないです。

自分だけの記憶に焼き付けときます。

 

やっぱり釣れない時は◯ぬほど求めているけれど、釣れるとなんだか呆気なくて、よく分からない、不思議な感情になる。

自分にとってこの世の一番の幸せであるのは間違いないのだけど、何故だかあんまり過去をほじくり出す気分にはならない。

 

ファイトに関しては釣りやすい地形で、運で釣ったのは否めなくて、そこはまだ今後の課題かなと。

フックはフッキングが甘くて貫通していなかったし、最後も足場の移動の判断が遅れてラインが瀬に噛んでしまった(奇跡的に外れてくれた)。

足元がガチャガチャしたところで獲る自信は、まだない。頭には未だに昨年の足元でのブレークばかりが焼き付いている。

 

この魚に関しては「デカい」と自分でも言えるサイズだと思うけれど、然るべきステップを経ずに手にした結果など偶然の産物でしかないと思うので、やはりきちんと自分の力で捕ったと言えるように力をつけていきたいと思う

自分はまだ圧倒的にファイト経験が少ないと思う。

 

ところで、この魚は釣りサークルに入っていたおかげでとれた魚だなとは思いました。

自分は何か結果が出た時にだけ感謝を伝えるのはダサいと思います。

部活をやってた頃、「成功してる人はみんな感謝をしている」なんていつも言われて、「成功してる奴は気分がいいからそりゃ感謝もしたくなるわな」とずっと思っていました。

実際、今も成功した時だけの感謝なんてオ◯ニーでしかないと思っています。

 

それでも言わせて頂くと、やっぱりこの1年で、どんな状況でも諦めずに投げ続ける強い想いを持ったアングラー、そして、自分には想像できないほど膨大な経験から来るファイト技術を持つアングラーを間近で見たことは、自分にとってとてつもない宝物でした。

また、結果が出ないこんな自分を応援してくれた人たちにも支えられました。

そして、自分の釣りの礎を築いてくださった方々にも頭が上がらないです。

オ◯ニーかも知れないけれど、これは揺るぎない真実だと思うし、恵まれていたと本気で思います。

 

さて、これでこのブログの「学生編」はおそらく終了です。

自分でも読み返せないほどのイタすぎる記事の数々、失礼しました。

 

次は「社会人編」です。

立派な社会人になるので乞うご期待…!と言いたいところですが、先日宇宙兄弟を何となく見ていて「今のあなたにとって、一番金ピカなものはなに?」というセリフに号泣してしまいました。

 

今の僕にとって金ピカなものは間違いなく釣りです。

時間も熱意もこれにしか注げません。

だけど、僕はそれを「一番」に出来ていません。

それが情けなくてたまりません。

好きなことは一生をかけてやるべきだし、他のやる気の出ないことに時間を割いているほど僕の人生には時間がないはずです。

正直、「とりあえず5日働いて2日休んで」というのを繰り返して気づいたらもう夢も追えなくなってたなんてのが死ぬほど怖いです。

それだけの時間を捧げられる熱意が有れば全然怖くないのですが、情けないことに、今の僕には仕事に対しその熱意はありません。

 

これからの人生、どう生きるかを考えなければいけないなと強く思います。

中指を立てて生き続けるのはしんどいだろうけれど、死んだように生きるのはもっとしんどくてつまらないだろうと思います。

 

なんだか不穏な感じで終わりますが笑、こんな不安定な中を今、生きてます。

釣りはとにかくこれからも頑張っていきます。

 

ありがとうございました。

 

 

追記

「ずっと憧れを手にしたら僕の人生は変わると思っていたけれど、憧れを釣ったところで釣り人はきっと変われない。ただ憧れが大きくなるだけだ。」

恥ずかしながら最後にブログのテーマに対する答えとして、今感じることを率直に書きました。