Never put foil in microwave
また同じような釣り方でキメジ、70cmくらいをあげた。
キメジは全部同じポイントで釣っているわけだが、このポイントはGT向きじゃない感がやはり強い。
ドン深すぎてあまりGTが定位できる場所がないように感じる。
それでも潮がよく当たっているポイントを探すと自ずとここになってしまうことが多いので、しょうがないけれど。
最近朝まずめは毎回ポイントを決めるのに結構苦労している。
潮の動きを見てある程度判断できる夕まずと違い、暗いうちからポイントに入る朝まずめは正直今のところは勘(と少ない経験則)だけが頼り。
現状としては夕まずめの潮の状況を見て、次の日の朝どのあたりが流れるか判断しているわけだけれども多分半分も当てられていないんじゃないか。
今回は大正解だったけれど、そもそもその方法が正解なのかすら分からないし、夕まずめにいつも行けるわけではないし、ある程度の精度であたりがつけられる方法は別にないのか…。
誰か教えて欲しい、切実に。
とりあえずは毎日の潮の動きを記録することが手助けになるかもしれないので記録していこうと思う…。
やっぱり果てしないなあ。
〈こっから先は気分を害される可能性があるので気にしない人以外見ないでください。特に彼女がいるのに伝説の巨大イソマグロを釣りあげたキミ!!〉
さて、話は変わるが後輩が小笠原の磯で巨大魚をあげた。
弱冠ハタチの若者が、ショアから、ルアーで。
伝説に残る1匹だと思う。
すごい!!!めでたい!!!おめでとう!!!
…。
はあ…。
正直に言います。
自分はあれを見て自分の人生に絶望しました。
もう就職なんかしなくていいかなってくらいには絶望しました。
自分が今どうしてここに生きていて、どうして釣りに出会い、どうしてそれに対してこんなに熱くなっているのか分からなくなりました。
いや、うん、分かってる。
彼はすごい努力をしているし、単身小笠原に乗り込む度胸もすごいと思う。
自分には決して真似できない。
金があったら時間があったらなんていうやつ、腐るほどいると思うけどそんなこと言う奴は金があっても時間があってもきっとやらないしできない。
だから本当にすごい。本気で尊敬してやまない。
でもそれ以上に、申し訳ないけれど、悔しさが、すごい。そして、「持っている」ということが羨ましい(頑張ってるのは分かっているから失礼だとは思うけど、「持って」ないと獲れないだろ、あんなん、とは思ってしまう)。
心の綺麗な人間じゃないから、やっぱりデカい魚を釣られてしまうと、祝福の気持ちもあるけれど、悔しさも少なからず、ある。
おめでとう、たった5文字の言葉を発するのが苦しい時だってある。
ごめんなさい、情けない奴なんです、俺は。
他人のことなんか気にしない、って思ってるけどやっぱり他人のことは切って切り離せない、弱い奴なんです。
なあ、海の神様さん、聞いていいかな。
俺の番はいつだ?
なんで俺じゃない?
俺が主人公じゃないからか?
…ひょっとして俺の番は、一生来ないのか…?
こんなこと考えたって何にもならない。
そんなことくらい分かってる。
それでもそんな風に汚い自問自答を繰り返す思考回路が頭に纏わり付いて離れないし、そんな自分には吐き気がする。
でも何より「自分には一生無理なんじゃないか」っていう悲しくも「リアルな」現実と向き合うのが一番恐ろしく、堪える。頭が痛くなる。涙が出てくる。
きっと何にだって勝ち負けはある。
成功してる奴が「勝ち負けじゃない」なんて言ったって、「他人は他人だ」なんて言ったって、そんなの敗者からしたら納得できるわけがない。
やっぱり好きなものでは勝ちたいし、負けたいわけがない。
それでも成功者という存在がある以上、その影に隠れた敗北者というものは必ず存在するんだろう。
でも、好きだからうまく行かなくてもいい?
結果が出なくてもいい?
本気でそう思ってんなら俺はそいつを一生尊敬してやるけれど、今の俺にはデカい魚1匹釣れないという事実が、他の人生のどんなことよりも、悔しい。
お前は持ってないんだよって、才能ないんだよって、だからいい加減諦めろよって自分に言い聞かせても、死ぬほど悔しい思いをしても、やっぱりどうしても諦めきれない。
いつまで夢見てんだよって笑われても、それほどまでに思えるものを、こんなにも大好きなものを、簡単に諦められるわけが無い。
釣りの借りは、釣りで返すしかないんだろうし。
だから尚更辛くなるわけだけど。
クソみてえだなあ。いや、本当にさ。
悲しいことに、現実というものは泣いたって何かが変わるほど甘いものではないし、呑んだくれたって神様が気にかけてくれるほど優しいものではない。
持っていない奴はきっとずっと持っていないままだし、流した涙も汗も無駄になることだってある。
というか、光を見る一部の人間の陰でそんなことは日常茶飯事なんだろう。
でも、だからこそ本当に釣りたいんだったらやっぱりどんなに苦しくても悔しくても前に進むしかない、きっと。
魚は釣りに行かなければ決して釣れてくれないし、ルアーを投げ続け無ければ決して食って来ない。
負け犬の遠吠えだって生きている証拠だし、噛ませ犬だって噛ませ犬なりの噛みつき方ってもんがある。
敗北の痛みは手足を動かす原動力となるし、強がりはいつだって夢に続いている。
そう信じるしかない。
言い聞かせるしかない。
頑張ります。
ごめんなさい、もう研究どころではありません。
ごめんなさい、ごめんなさい。
最後に、本当にこんな自分だけど、いろいろと応援してくれている人が結構いて、すごく感謝してます。
こんなクソみたいなブログ、俺だったら笑いものにしてるけど、周りにそういう人がいないのがすごく幸せだなあ、恵まれてるなあと思います。
自分がずっと見たかった景色を見せられるように頑張ります。
これからもよろしくお願いします。
そしてチュウニズムから早く卒業したい…。
8/3
4:20-6:40
中潮1日目
干潮 2:18
満潮 8:04
hk -6:10
左から右 強 先端かすめる
4:45 キメジ サーフェスブル ポップアンドステイ 胃内容:イカのくちばし
4:55 キメジ? ベベル ゆっくりジャーク フックアウト
西端
左から右前